floating view 2「トポフィリア・アップデート」

floating view 2 トポフィリア・アップデート 開催日程|2011年9月30日(金)-10月12日(水) 時間|12:00-20:00(最終日-17:00)※木曜休廊 開場|新宿眼科画廊(スペース M・S・E) 東京都新宿区新宿5-18-11/TEL 03-5285-8822 http://www.gankagarou.com/ …

書籍『floating view』刊行記念イベント『アーティストの目に映る郊外』開催!!

書籍「floating view "郊外"からうまれるアート」刊行記念 「アーティストの目に映る郊外」 日時|2011年10月2日(日)18:00開場/18:30開演 料金|当日¥1500 予約¥1300(ドリンク代込み) 会場|UPLINK FACTORY 東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル1F U…

「floating view "郊外"からうまれるアート」展覧会カタログ+論考集、販売開始

今年2月〜3月に行われた企画展「floating view "郊外"からうまれるアート」の展覧会カタログ+論考集、販売開始しました。が、amazonでは早速在庫切れになってしまいました。現在納品中ですので、少々お待ちください。floating view 郊外からうまれるアート作…

展覧会カタログ+論考集『floating view "郊外"からうまれるアート』、刊行!

今年2月〜3月に行われた企画展「floating view "郊外"からうまれるアート」の展覧会カタログ+論考集、いよいよ刊行です。アーティスト、批評家、研究者による恊働によって、「郊外論」そして私たちの「郊外生活」を刷新し、そこからうまれる芸術表現の可能性…

作家紹介(10)/探索的な映画/佐々木友輔『新景カサネガフチ』

文責:佐々木友輔 拙作『新景カサネガフチ』の制作は、2010年の秋頃、floating viewの企画立案と同時平行で行われた。私にとって、この映画の撮影はそのまま「郊外」についてのリサーチの役割を果たすものであり、脚本の執筆は展覧会のステイトメント執筆に…

作家紹介(9)/ 生きる環境、生かされる権力、生きている作品/石塚つばさ『Inlet』『mother』『PANGAEA』

文責:佐々木友輔 石塚つばさは、絵画やインスタレーションを中心とした作品発表に加え、植物に関する勉強会と制作活動を兼ねたプロジェクト「オニワラボ」の展開など、多岐にわたる活動を続けている。彼女は、企画立ち上げの段階からfloating viewに関わり…

作家紹介(8)/映像環境を遊泳するための地図/渡邉大輔「映像圏(imagosphere)」『imagenealogical tree―映像圏でつくるイメージの系譜』

文責:佐々木友輔 floating viewに欠かせないキーワードのひとつである「情報環境」を、映像・映画の観点から読み解こうとしているのが渡邉大輔である。彼は「映像圏(imagosphere)」という概念を提唱し、現代の映像文化が示す記号的特性やリアリティについ…

作家紹介(7)/「その場所」に批評させること/藤田直哉「ザクティ革命」『シリーズ 10年代の光と闇』

文責:佐々木友輔 SF・文芸を中心として批評・評論活動を行っている藤田直哉が、2008年に『東浩紀のゼロアカ道場』を機にスタートした映像による批評活動/作品が「ザクティ革命」である。これは、作家や批評家への突撃取材やイベント後の打ち上げの様子をXa…

作家紹介(6)/記憶のハコとしての団地・ヴォイド空間・映画/川部良太『ここにいることの記憶』『そこにあるあいだ』

文責:佐々木友輔 2007年に制作された川部良太の映画『ここにいることの記憶』の舞台は、希望ヶ丘と呼ばれる団地である。10年前にそこで行方不明になった当時12歳の少年<カワベリョウタ>についての記憶が、現在の団地の風景の中で、住人の朗読によって語ら…

作家紹介(5)/猥雑で危険なセカイ/遠藤祐輔 blog「finalfilm」etc.

文責:佐々木友輔 郊外の風景を写真に収めようとする時、どのような方法があるだろうか。まず思いつくのは、「危ない郊外」を捉えた一連の作品群であろう。郊外型住宅や団地に暮らす幸福な家族というイメージの裏には、画一的で個性のない生活があり、犯罪が…

作家紹介(4)/地図の詩、空間の詩/ni_ka「blog詩」「AR詩」

文責:佐々木友輔 フリーライターの速水健朗による『ケータイ小説的。”再ヤンキー化”時代の少女たち』は、ケータイ小説の主な購買層が郊外に住む少女たちであり、物語の舞台も多くが郊外都市であることから、自ずと郊外文学論としての性格も帯びた著作である…

作家紹介(3)/生の論理についてのドキュメンタリー/田代未来子 blog「み」

文責:佐々木友輔 田代未来子がfloating viewに出品したのは、大学在籍時からブログ上に書き貯めてきた日記である。それは、文字通りの意味での「日記」であり、決して「作品」のつもりで書いたものではないと彼女自身が明言している。私はそのテキストに以…

郊外の美学の構築にむけてのメモランダム

藤田直哉 郊外は都市の回復ゾーンなのか、それとREM睡眠に入る前の精神状態のように、受動的でありながら想像力にあふれた精神領域への純粋な前進の一歩なのか? 手に負えない都市の身体とは異なり、郊外の身体は完全に飼い慣らされている。郊外は巨大な…

作家紹介(2)/記憶の化石 郊外における口承芸術/清野仁美『波多野物語』

文責:佐々木友輔 floating viewにおいて、郊外を定義づけるキーワードとなっている「忘却の歴史と希薄さの地理の神話と現実を生きること」(若林幹夫)をまさに体現して見せてくれるのが、清野仁美による『波多野物語』のシリーズである。 この作品は、かつ…

作家紹介(1)視覚的暴力を触覚的に見つめ返す/笹川治子『セキュリティー・システム』『うつろ戦士』

文責:佐々木友輔 石塚つばさが環境管理型の権力システムに擬態しているとすれば、笹川治子の『セキュリティー・システム』は、現代に特有なもうひとつの権力、つまり規律訓練型の権力システムに擬態して、監視社会の有り様をパロディー化し、その意味を脱臼…

"郊外"からうまれるアートのために/カタログ+論考集

floating viewは、5月刊行を目指して、カタログ+論考集の制作を進めています。本展企画者と問題意識を共有する批評家・評論家や、郊外論・都市論の研究者による論考と、アーティストによる表現の双方から「郊外」にアプローチすることで、両者の相互作用か…

展覧会再開のお知らせ

floating viewは3月19日(土)より再開しております。節電のため、開館時間を短縮(11:00〜17:00)しての再開となります。なお、3月26日(土)に開催を予定しておりましたシンポジウムは、中止とさせていただきます。ご来場をご検討いただいていたみなさま…

floating view マニュアル|はじめにお読みください

floating view マニュアル、会場で配布しています。

協賛企業のご紹介

floating viewに機材の協賛をしてくださっている株式会社シアーズさんが、ウェブサイトでも展覧会の紹介をしてくださっています。http://www.sears-itv.co.jp/ImpacTV/epop/floating_view.htmlシアーズさんは、電子ポップ(デジタルサイネージ)の日本で最大…

AR詩、浮かんでいます

本展では、出品作家のni_kaが「セカイカメラ」を用いてAR空間上に詩作品を展開していきます。最寄り駅(水道橋駅/御茶ノ水駅)からTWS本郷までの道すがら、スマートフォンや携帯端末を通して鑑賞する新しい詩のあり方をお楽しみください。というわけで、会…

floating view by floating view

floating view by floating view (floating view 宣言) 郊外はずっと批判され続けてきた。 均質で個性のないのっぺらぼうの街だと。 醜悪な景観だと。犯罪の温床だと。 やがてそれらを言うことにも飽きて、今度は無視された。 郊外には何もない。都市が良…

2010、カオスサバアブ

集合写真&座談会

日曜日は、メンバーが集まっての集合写真撮影会でした。 この写真は遠藤さんの作品でもあり、現在進行中のカタログにも載る写真になります。カメラマンは出展作家でもある遠藤祐輔さん。郊外っぽい写真って難しい。 でもなんでも郊外っぽいともいえたり。今…

ポスト9.11のハリウッド映画と日本映画/私たちになにが起こっているのか、お話します。

floating viewアーティストの渡邉大輔、藤田直哉、佐々木友輔が参加する2つのイベントのお知らせです。限界小説研究会の論集『サブカルチャー戦争』刊行記念イベントと、アーティストの小田原のどかさんが企画する展覧会のギャラリートークで、それぞれトー…

floating view フライヤー完成!!

floating viewのフライヤーがついに完成! 本日入稿致しました。デザインは坂田希究さん。

floating view ”郊外”からうまれるアート

floating view "郊外"からうまれるアート 2011年2月26日[土]-3月27日[日] 会場|トーキョーワンダーサイト本郷 開館期間|11:00-19:00[最終入場は30分前まで] 休館日|月曜日(祝日の場合は翌火曜日) 入場料|無料 主催|公益財団法人東京都歴史文化…